プリプレスとは
印刷工程の用語の中にプリプレスと呼ばれるものがありますがこれはプレスの前の段階、つまり印刷する原稿を作り出すことを意味している言葉です。
プリプレスの段階でやっておかなければならないのが仕上がりをイメージしたデザインやサイズ調整で、これができていないとどれだけ印刷しても失敗となってしまいます。
印刷の大元となる部分ですから、非常に重要な工程であり一番失敗できないところだと言えるでしょう。
プリプレスで使用する印刷機器は製版機で、これは現在デジタル化されたものが主流となっています。
PC上でデザインしたものをデジタル製版機を使って整え、それを印刷するのが一般的な流れとなっています。
ですから中古でデジタル製版機を購入するなら、あまり古いものはおすすめできません。
印刷機器の中でもデジタル製版機は歴史が浅いものですが、もっとも進化のスピードの早い印刷機器でもあります。
PCなどのデジタル製品も1年違うだけで性能がまったく異なるものが多いと思いますが、これはデジタル製版機にも当てはまります。
プリプレスをスムーズに行うだけでなく、自分たちの求める原稿に仕上げるためにも性能は高いに越したことはありません。
このようなこともあって中古印刷機械を扱っている業者側も新しいデジタル製版機は大々的に宣伝しており、そのどれもが早い段階で売れるそうです。
それだけプリプレスの重要性が高いということで、デジタル製版機に求めるものも大きいということでしょう。
製品の特徴に加えて過去のものとも比較してみていちばんいいものを選んでください。
プリプレスとは | 12月12日更新